「あぁ、そういえば、この前津山に話したぞ!」
薄暗いラブホテルのベッドの上、煙草をふかしながら藤井は言った。
「うぅーん、何を??」
気だるそうにゆっくり瞳を開け、雪は藤井の方に顔を向け答えた。
雪は、自身の下半身がまるで長距離走を走った後かのように重く感じていた。上半身から汗も吹き出していたし、その顔はまだホカホカと上気している、行為の直後の身体だった。
何より雪の大切な女の部分は、先程までの藤井の男根の残像が残っているかのようで、ジワーっと快楽に包まれたままだった。
そんな状態だからこそ、まだ夢の中にいるような返事を返すしか出来なかった雪だったが、藤井は続けてこう言った。
「ほら、雪3Pしたいって言ってただろ?俺が一人心当たりあるぞって言ってた、同僚の津山にそれとなく話したんだよ!!」
藤井は、雪がまだわかっていないようだとは思ったが、射精した後の男の頭はスッキリと整理されクリアだった。藤井は雪に構うことなく、ゆっくりとそのまま話を続けた。
「んー、3P・・・えっ??」
ようやく頭が回転しだしたのか?雪は、目を大きく見開いてそう答えた。
「えっ?津山さん、誰??」
急に我に返ったようで、雪は驚いてそう尋ねた。
「あぁ、津山の事ふんわりしか言ってなかったな。津山は俺の同期なんだけど、いい奴なんだ。仕事もできるし、頭もいい。プライベートで飲みにも行く仲だから、人間的には間違い奴だよ。」
「そんないい人が、急に3Pとか言われてビックリしてなかった?」
雪は、自分がベッドの上で裸で横たわっていた事に気づき、慌てて掛布団を胸元まで引き上げながらそう続けた。
「津山とは、あいつの女の相談に昔から乗ったりする間柄だったからなぁ、俺が雪と付き合ってる事を報告して、写真を見せて、その後順序立てて3Pの話をしたから、そんなに驚いてはなかったぞ?」
「写真って、なんの写真?」
「雪の感じてる可愛い写真だよ。」
「えぇっ??なんで~??そんなのダメだよ~!!」
雪は、布団を頭の上まで被せて、その中で弱弱しくそう言った。
「そのままの雪も、もちろん可愛いけど、津山に頼みたいのは3Pだろ?津山がその気にならなかったら、話は進まないし、何よりベッドの中の雪は女としてセクシーで、最高だから!」
そう言いながら、藤井は雪が潜り込んでいる布団の中に素早く手を滑り込ませた。
その手は、布団の中の雪の頭を2回程撫でた後、頬を撫で、フェイスラインをなぞるように柔らかく首へ、そしてそのまま雪の乳房を円を描くようにフェザータッチした。
「ん・・」
掛布団の中でくぐもってはいるが、雪が反応する声がしたのを確認して、藤井はその手を休める事なく話を続けた。
「津山はな、結婚してるんだけど、嫁さんとあまり上手くいってないと思うんだ。マンネリ期なのか?何か喧嘩をしたのか?そこはわからんが、とりあえず今嫁さんとセックスをするような関係じゃないっていうのはわかったよ。」
「なんでそんな事・・はっ・・わかるの??」
雪は再び赤く紅潮した顔を、掛布団から少し出して尋ねた。
藤井は、そんな雪を見下ろすと、くわえていた煙草をそっと消し話を続けた。
「津山は雪の写真を見て興奮していたし、直接嫁さんとの関係を聞いた時も、答えに一瞬止まっていたからな。まぁ間違いないだろう。いい意味で素直でわかりやすいやつなんだ。」
「え・・ふぅ・・興奮って??」
気持ち良さそうな表情で、時々吐息を漏らしながら答える雪の乳首を、藤井は少し力を入れて摘まんだ。
「ああっっ♡」
藤井は一旦その指の力を抜き、雪の乳首を解放したかのように見せかけて、先程より強い力で再び摘まみあげた。
「あ・・あ・ああ~!!」
雪の表情が少し歪む。しかしそれは、明らかに悦びを満ちた表情で、すぐに呼吸は荒くなっていた。
「雪と同じだよ。気持ちいいと、固くなるだろう?津山も雪の写真を見て固くなってたのが見てわかったんだよ。」
言い終わると同時に、藤井の指先はご褒美と言わんばかりに雪の乳首を撫でていた。
「ふぅ・・あっ・・んー」
甘い声を気持ち良さそうに少し漏らした後、雪は呼吸を整えながら更に聞いた。
「津山さんって、見た目・・はどんな人なの?おちんち・・ん、大きいの?」
雪が言い終わるかどうかのところで、藤井はその乳首をまた力強く摘まんだ。
「あっ・・あぁ~!!」
雪は、もうないと安心していたところへの不意打ちによる驚きと、少しの痛み、そして気持ち良さで大きな声を出す。
藤井は雪の掛布団をはぎとると、素早く雪にまたがり、両手で乳首を摘まむ。
「あ、あ、あ、あぁぁ~」
雪の足に力が入っているのがわかる。全身をこわばらせて、胸を突き出すように、その頂点への刺激を享受している姿がたまらなく可愛い。
「雪は他の男の見た目やチンコが気になるのか?そんなエロい変態なのか?」
藤井はつい先程満足した男根に、また力が漲るのを感じていた。
「ちが・・あぁ~あっあっ・・ちがっ・・」
上手く言葉にならず喘ぐ雪を満足そうに見た後、藤井はその両手の力を抜き、雪を抱きしめ口づけをした。
「津山は俺ほどじゃないけど、男前だよ。いつもそれなりにモテているから、容姿が気持ち悪いってことはないな。」
そう言いながら、藤井は雪の胸へ舌を這わせる。
先程とは違い、器用に乳首を震わすように刺激しながら
「津山のチンコがでかいかどうかは俺も知らない。それは当日のお楽しみだな。」
そう続けた。
雪は返事の変わりに甘い声を漏らしている。
「なぁ、雪。俺もこんなに可愛いお前がどんな顔で津山に抱かれるのか?敏感なお前が2人に責められたらどうなるのか?俺は雪の全部が知りたいんだ。」
そう言いながら、再び熱く誇張した男根を雪に突き立てた。
「あっぁっあ・・ああ~」
雪の都合など一切無視したSEXであるはずなのに、直ぐに反応してしまう雪の身体。
(雪、お前は最高に可愛い俺のラブドールだな)
津山は心の中でそう思いながら自分勝手に腰を振り、さほど時間を要することなく、温かい雪の中で果てた。
はぁはぁという荒い息遣いだけが響く室内で、再びゴロンとなる藤井と、その横でグッタリ横たわる雪。
藤井は自分の腕枕に雪を引き寄せると、優しくその頭を撫でていた。
「雪は本当に可愛いな。俺でこんなに悦んでくれるなんて、俺は幸せ者だよ。」
まだ落ち着くことのない荒い呼吸のまま、コクンと頷く雪。
「津山との飯の話は俺が進めておくから・・」
そう言いながら、雪をその腕の中に抱いたまま、藤井はそっと瞳を閉じた。




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